公園で遊んでいた子どもがローラーに巻き込まれ失明…

市に管理責任はあるのか?

公園での子どもの事故は、時に大きな被害をもたらします。
今回は、市のスポーツ公園で発生した悲惨な事故と、その裁判での判断をご紹介します。


🚨 事故の概要

  • 場所:市が管理するスポーツ公園
  • 被害者:まだ幼い数人の子どもたち
  • 遊具ではなく、公園のはしに置かれていた整地用ローラーを発見
  • 子どもたちがみんなで引っ張ったり押したりして遊んでいた

そのとき、後ろから押していた女の子がローラーに巻き込まれ、前方に転倒。
なんと頭部がローラーに下敷きとなり、両目を失明する大けがを負ってしまいました 。


⚖️ 裁判での争点

被害者の母親は、
「市がローラーをそのまま置いていたのは管理責任を怠ったものだ」
として、7000万円の損害賠償を請求しました。


🧑‍⚖️ 裁判官の判断

裁判所は、以下の点を重視しました。

  • 確かにローラーはワイヤーなどで固定されていなかった
  • しかし、ローラーを子どもが高速で転がして遊ぶことは**通常想定できない“異常な行為”**である

そのため、最終的に裁判所は――
市には管理責任はない と判断しました 。


💡 ポイントと考察

  • 公園の管理者には、通常想定できる危険については安全配慮義務がある
  • しかし、「子どもがローラーを高速で転がして遊ぶ」といった想定外の行為までは責任を負わない
  • 結果として、今回は市の責任は否定された

✅ まとめ

  • 公園に置かれていた整地用ローラーで子どもが事故に → 母親が市を提訴
  • しかし裁判所は「想定外の遊び方であり、市に責任はない」と判断
  • 公園管理者の責任は「通常予測できる危険」に限られる

📞 公園事故や管理責任でお困りの方へ

「公園や施設での事故、誰が責任を負うのか分からない」
「管理者に賠償請求できるのか知りたい」

こうした疑問をお持ちの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
事故態様や判例を踏まえ、適切なアドバイスをいたします。

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