１　労働問題の種類

　労働問題は，違法解雇，残業代請求，退職勧奨，在職強要，パワハラ，違法な人事異動など多岐に及びます。労働問題に対して適切に対応するためには，それぞれの場面に応じて的確な法的知識が求められます。

２　弁護士に依頼するメリット

　労働問題においては，会社内において労働者の立場は弱く，上記のような問題が起こった場合に，会社と対等に交渉することは極めて難しいです。また，話し合いをしたとしても，法的知識に乏しければ，会社の社長や担当者に言いくるめられてしまうこともあります。

　労働問題の経験，知識が豊富である弁護士に依頼をすれば，対等以上に交渉を進めることができます。

３　弁護士に相談するタイミング

　弁護士に相談するタイミングは早ければ早いほうがよいです。労働問題においては，自分でした対応によって，後々不利なるといったことがよくあります。労働問題を争う場合においては，トラブルが起きた後にどのように対応したのかといったことも非常に重要になります。

　典型的な例でいうと，退職時に書面にサインをするように求められ，サインをしてしまったということが挙げられます。内容によっては，本来できたはずの残業代請求ができなくなったり，違法な解雇を争えなくなったりすることもあります。会社から提示された書面にサインをしても問題ないのかどうかといったことはご自身で判断することは極めて難しいです。過去に，「会社から書面にサインするように求められ，内容を確認したところ問題ないのでサインをしようと思ったが，一応弁護士に相談してからにしようと思い，その書面を持ち帰りました。」という相談者の方がおられました。その書面の内容は，サインをすると数百万円の残業代が請求できなくなるようなものでした。

　弁護士に相談をするタイミングが遅れてしまったために，本来請求できたはずの権利を請求できないというのでは非常にもったいないです。労働問題が発生した場合には，できるだけ早く弁護士に相談することをお勧めします。

４　当事務所の弁護士に依頼するメリット

　労働問題においては，紛争の後，どのように対応するかが重要になります。弁護士であっても労働問題の経験や知識に乏しければ，弁護士から適切な助言を受けることができず，思わぬところで交渉において不利になってしまうということもあるでしょう。

　その点，当事務所の弁護士は，あらゆる労働問題の経験と知識が豊富であるので，ご相談をいただいた後には，適切な助言をし，交渉を不利にならないように勧めることができます。また，労働審判や訴訟の経験も豊富であるため，交渉が難航した場合においても，スムーズに法的措置に移行することができます。

　労働問題でお悩みの方は，お気軽に当事務所の弁護士にご相談ください。