弁護士が解説!信号機のない横断での衝突事故
高齢者と車が接触したケースの過失割合は?
信号のない道路での横断――。
日常的に見かける光景ですが、事故が起きると過失割合をめぐって争いになることが少なくありません。
今回は、高齢の歩行者と車が衝突した実際の裁判例をご紹介します原稿。
🚶♂️ 事故の状況
- 場所:片側1車線の道路
- 車:通常の走行中
- 歩行者:反対車線側から横断開始
- 結果:互いに気づけず衝突
運転手からすれば「なぜここで渡るのか」と思うでしょうし、歩行者からすれば「車が注意してくれれば」と感じる場面です。
⚖️ 裁判所の判断
裁判所は、歩行者が高齢であったことを重視しました。
その結果、過失割合は以下のとおりに認定されました。
- 車:85%
- 歩行者:15%
💡 ポイントと考察
- 通常、信号のない場所での横断は歩行者に大きな過失が認められやすい
- しかし今回は「高齢である」という事情が考慮され、歩行者の過失が軽減された
- 裁判所は「弱者保護」の観点を重視していることがわかります
✅ まとめ
- 信号機のない横断場所で高齢者が横断中に車と衝突
- 過失割合は「車85%:歩行者15%」と判断
- 高齢者であることが、過失割合に影響した重要な要素
