トラックがバックして自転車に接触!
驚きの過失割合とは?
今回はちょっと珍しい事故のご紹介です。
トラックと自転車の接触事故ですが、その原因はなんと トラックのバック にありました。
🚨 事故の状況
- トラックが道路上で停止
- その後ろを走っていた自転車も停止
- ところがトラックが突然バック開始
- 自転車は避けきれず衝突し、転倒
トラックの運転手は「低速でバックしていたのに避けられないのはおかしい」「自転車がわざとぶつかって転倒したのではないか」と主張しました。
⚖️ 裁判所の判断
裁判所はこのように判断しました。
- トラックが停止した後、バックしてくることを自転車が予見するのは困難
- 自転車に特段の過失は認められない
その結果、過失割合は次のとおりになりました。
- トラック:100%
- 自転車:0%
💡 ポイント
- 「追突事故=後ろが悪い」というイメージがありますが、今回のケースは逆。
- 大型車が予期せぬ動きをすると、自転車や歩行者には回避の余地がないことが多い。
- 裁判所は「予見可能性があるかどうか」を重視して、自転車の過失を認めませんでした。
✅ まとめ
- トラックがバックして自転車に接触した場合、トラック側の過失が100% と認められることがある
- 自転車に「避けられなかったのか」という議論はあっても、予見困難なら責任は問われない
- 運転者は「自分の動きが他者からどう見えるか」を常に意識することが大切
📞 交通事故でお困りの方へ
「自分は避けきれなかったのに過失を問われている」
「保険会社の言う過失割合に納得できない」
こうしたお悩みは少なくありません。
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