🚖 タクシーが突然左寄せ!避けた車がガードレールに衝突した場合の過失割合とは?
街中でよく見かけるタクシーの動き――
「お客さんを見つけて突然左に寄る」
この行動が原因で事故が起きた場合、過失割合はどう判断されるのでしょうか?
今回は、タクシーの左寄せ行動を避けようとした車がガードレールに衝突した事故について、実際の裁判例をもとに解説します。
🚗 事故の状況
- タクシー:片側二車線の右車線を走行中
→ 前方に手を挙げた客を発見し、左寄せして停止しようとする - 車(後続車):タクシーの後方から接近
→ 突然の左寄せに反応して進路を変えた結果、ガードレールに衝突
⚖️ 双方の主張
- タクシー運転手:「後続車がスピードを出し過ぎて勝手に衝突した」
- 車の運転手:「タクシーが全く確認せず、突然大きく進路変更した」
🧑⚖️ 裁判所の判断
裁判所は次のように判断しました:
- タクシーの過失は大きい
- しかし、回避不可能なほど急激で大幅な進路変更とまでは認められない
その結果、過失割合は以下のとおりに認定されました:
- タクシー:60%
- 車:40%
💡 ポイントと考察
- タクシーには、進路変更前の後方確認義務がある
- 後続車にも、前方の車両の動きに備えた注意義務がある
- 「突然寄ってきたから100%相手が悪い」とは限らない
タクシーの行動が主因であっても、後続車に回避可能性があったと判断されれば、過失が認められるのです。
✅ まとめ
- タクシー:急な進路変更や停止は高い過失リスク
- 後続車:たとえ相手が不注意でも、回避可能性があれば過失がつく
- 裁判所は、事故の原因と回避可能性の両面から過失割合を判断する
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