魔が差して逮捕されかねない事件3選
普段の生活で「つい魔が差して」やってしまいそうなことが、実は立派な犯罪にあたることがあります。
「そんなつもりじゃなかったのに…」では済まされません。
今回は、弁護士の視点から 日常に潜む3つの危険な行為 をご紹介します 。
1. 道で拾ったお金を自分のものにする
いわゆる「ねこばば」。
落ちていたお金を届けずに自分のものにすると、窃盗罪や遺失物横領罪にあたります。
- 例:道端に1万円札を見つけてポケットに入れる
- 結果:警察に見つかれば犯罪成立
正しい対応は、無視するか、交番に届けることです。
2. お釣りを多く受け取って黙っている
「ラッキー!」と思っても危険です。
多く受け取ったお釣りを返さずに黙っていると、詐欺罪に問われる可能性があります。
- 店舗内には防犯カメラがあるため、すぐに特定される
- 金額が小さくても立派な犯罪
正直に申告して返すのが一番安全です。
3. ひき逃げ
ほんの軽い接触でも、そのまま立ち去れば「ひき逃げ」扱いになることがあります。
本人にその気がなくても、周囲が警察に通報すれば事件化する可能性が高いのです。
- 「大したことない」と思って放置するのは危険
- 念のためでも必ず警察に報告すること
まとめ
- 拾ったお金は交番へ届ける
- お釣りが多ければ正直に申告する
- 接触事故は必ず警察に報告する
日常のちょっとした行動が、思わぬ犯罪につながることがあります。
「魔が差した」で済ませず、冷静に正しい対応を心がけましょう。


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